２月の勝者 １２【ネタバレ注意】

毎巻、ドキドキしますね。

受験もそこまで迫ってきました。

海斗くんをどうしても応援してしまうので、

今回は、お母さんに本当の志望校を伝えられてよかった。泣

陸斗もいい子で、いい兄弟！

でも、陸斗を潰すという灰谷先生の言葉が気になります。

子どもを通して見える親の姿。

自分のことに重なって、反省したりギクッとしたり。

今後も目が離せません！

虫かぶり姫

とにかく、絵が美しいです。

特に、カラーページの色合いが秀逸！！

王子様に溺愛される、地味なお嬢様という設定ながら、

王子様が完璧な容姿と能力なのに、ヒロインを溺愛する様が微笑ましい。

ヒロインも、ただの地味なお嬢様でなく、

人並み外れた読書量に裏付けされた知識と明晰な頭脳で、

自ら、自分の居場所を（本人は無自覚なままに）切り開いて行くという、

ホッとして読める、元気をもらえる作品です。

現在は、５巻まで出ています。

主人公とヒロインには、確かな絆が結ばれ、

隣国との不穏な関係をめぐる、ミステリ的な展開になっています。

ほっこりしたい方におすすめです！

ミステリと言う勿れ ９

大人気漫画の第９巻。

いつも、展開に驚かされつつ切なくなります。

本編の大筋とは違うところに唸らされるのですが、よく言われる、「お姉ちゃん」「お母さん」と呼ばれたくない。

私には名前があるのだから、名前で呼んでほしい！と言う意見に対して、

この年になってね、思うのよ

親はずいぶん高齢になってきた

弟たちも親戚のおじさんやおばさんもバタバタ倒れていく

そして、ふと思ったの

もし、この人たちが、親兄弟がみんななくなってしまったら

もう、誰も「お姉ちゃん」とは呼んでくれないんだろうなって

「詩さん」て呼んでくれる人はこれから先もいるかもしれない

でも

「お姉ちゃん」て呼んでくれる人は

もう決して出てこないの

だから、これはこれで、ひとつの家族の宝物でもあるんだろうなってね

深い！！！！！！！！

私も、思わず主人公と一緒に「すみません。未熟でした」と土下座しました。笑

ストーリーは、ひとつの事件が解決したと思ったら、新たな大きな事件が起こります。

ただのミステリーではない。深いお話。めちゃおすすめです！