ミステリと言う勿れ 9
大人気漫画の第9巻。
いつも、展開に驚かされつつ切なくなります。
本編の大筋とは違うところに唸らされるのですが、よく言われる、「お姉ちゃん」「お母さん」と呼ばれたくない。
私には名前があるのだから、名前で呼んでほしい!と言う意見に対して、
この年になってね、思うのよ
親はずいぶん高齢になってきた
弟たちも親戚のおじさんやおばさんもバタバタ倒れていく
そして、ふと思ったの
もし、この人たちが、親兄弟がみんななくなってしまったら
もう、誰も「お姉ちゃん」とは呼んでくれないんだろうなって
「詩さん」て呼んでくれる人はこれから先もいるかもしれない
でも
「お姉ちゃん」て呼んでくれる人は
もう決して出てこないの
だから、これはこれで、ひとつの家族の宝物でもあるんだろうなってね
深い!!!!!!!!
私も、思わず主人公と一緒に「すみません。未熟でした」と土下座しました。笑
ストーリーは、ひとつの事件が解決したと思ったら、新たな大きな事件が起こります。
ただのミステリーではない。深いお話。めちゃおすすめです!